レポート

【奥能登の海と恵みを学ぼう!】⑨

オリイベ⑨-1

2017年に開催された奥能登国際芸術祭の作品を見学しました。

すず塩田村の近くで鮮烈な芸術作品を鑑賞!!

  1. 塩田千春さん作「時を運ぶ船」
  2. 衝撃の赤に言葉少ないこども達
  3. 千葉県から移住・長江健太さん

2017年に珠洲で開催された奥能登国際芸術祭。11の国と地域から39組のアーティストが珠洲に集い、前衛的な芸術作品を製作して話題になりました。大半の作品が無くなりましたが、今でも数点が残されています。道の駅すず塩田村の近く、旧清水保育所には揚浜式塩田に通じる作品が。こども達が驚いたのは、赤が鮮烈な塩田千春さん作「時を運ぶ船」です。この作品の意味や背景について説明したのは、2013年に千葉県から移住してきた長江健太さん。

奥能登国際芸術祭2017には海につながる作品も…

  1. この4月に移住・小菅玲奈さん
  2. 奥能登国際芸術祭を振り返る
  3. 深澤孝史さん作「神話の続き」

奥能登の人口減少は止まりませんが、逆に移住する人達も増えています。4月に奈良県から来た小菅玲奈さんもその1人。奥能登国際芸術祭の仕事がしたいというのが移住した動機だとか。さいはての珠洲ですが、人を惹きつける強い魅力があるのです。さて、今回こども達に奥能登国際芸術祭の作品見学の機会を作ったのには、ある意図がありました。「海岸に漂着するモノ」を知ってもらうことです。深澤孝史さんの作品「神話の続き」は、漂着した白いプラスチックごみを組み合わせて神の象徴である鳥居を表現した作品です。美しい恵みの海を蔑ろにする現代人への強烈なメッセージです。

「漂着」や「海」をテーマにした作品の数々

  1. 小山真徳さん「最涯の漂着神」
  2. 見附島「Drifting Landscape」
  3. 村尾かずこ作「サザエハウス」

奥能登国際芸術祭が見る人の心を惹きつけたのは、珠洲という最果ての土地に対する多様な見方を、アーティストから様々な作品を通して教わったからかも知れません。

2020年の奥能登国際芸術祭が待ち遠しい

  1. 鴻池朋子さん作「陸に上がる」
  2. 美大「静かな海流をめぐって」
  3. 吉野央子さん作「JUEN 光陰」

漂着、畏怖、そして恵み。決して抗えない海と、能登人の暮らし。

便利な今に生きる私達に、本当に大切なコトを気付かせてくれる奥能登国際芸術祭が、2020年に再び開催されます。

海を学ぶイベント【奥能登の海と恵みを学ぼう!】は、8月24日(土)11:00~11:30「いしかわの海」スペシャル版として石川テレビで放送。

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イベント名【奥能登の海と恵みを学ぼう!〜海と日本プロジェクト】
参加人数小学校5・6年生21人
日程2019年7月30日(火)〜2019年8月1日(木)
場所珠洲市清水町 旧清水保育園
主催海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会
協力奥能登国際芸術祭事務局 能登里海教育研究所
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