明治時代に北前船貿易によって大きく繁栄したのが、海に近い一本杉通り。明治25年創業の高澤ろうそく店。鮮やかな手書きの和ろうそくを作り続けているのは、石川県でここだけです。その美しさは見る者を引き込みます。もちろん恋人達にオススメです。高澤行江さんは、一本杉通りの“語り部”として、北前船ゆかりの和ろうそくの歴史などを切々と教えてくれます。

能登島に行ったら必ず立ち寄りたいのが、道の駅のとじま交流市場。その１階にある大漁屋は能登島最大の定置網漁を行っている鰀目(えのめ)大敷の直営店で、新鮮な魚介をリーズナブルにいただける料理屋さんです。

2人が食べたのは「漁師丼」。新鮮なアジなどのたたきの上に数種類の刺身が乗った1,200円と手頃な海鮮丼です。最も豪快なのが「能登島丼」(2,700円)ですが、残念ながらこの日はありませんでした(写真は2018年に撮影)。台風の影響で、大きな定置網を引き上げざるを得なかったのだそうで、大きな丼を埋め尽くすまでの魚が揃えられないとのこと。こんな話を聞くと、海の幸が自然の恵みであることが実感できます。炭火焼きもおすすめです。

道の駅のとじまに隣接するのが能登島ガラス工房。ショップには綺麗なガラス工芸品がずらっと並びます。ヤドカリ、タコ、イカ、ウミウシなど小さな海の生き物たちの他、能登島名物のイルカやジンベエザメのガラス作品もあって、これまたお土産に最適!!
能登島ガラス工房では吹きガラス体験なども出来ますので、時間に余裕がある方は、自分だけのグラスなどを作ってみてはいかが？

能登島観光のイチ推しスポットがのとじま水族館。最初に訪れるのが「ジンベエザメ館 青の世界」。日本海側最大の水槽を至近距離で大きなジンベエザメがゆったりと泳ぐ姿は感動します。そしてSNS映え間違いないのが2018年にリニューアルされた「のと海遊回廊」。能登の海に生息する魚が回遊する水槽は無論、床と天井に投影されるプロジェクションマッピングはフォトジェニック!!

七尾を訪れた日本ロマンチスト協会会長の波房克典さんは、「こんなに観光スポットが揃っている七尾は凄いところですね」と驚いていました。【恋する灯台プロジェクト】では、そんな七尾の中でも恋人達におすすめの観光スポット10ヶ所をセレクトした新しい観光パンフレットを作ります。お楽しみに〜!!

■恋する灯台は、9月6日(金)夕方の「石川さん Live News it !」で放送予定です。

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