輪島あわびまつり | 海と日本PROJECT in いしかわ

7／17(日)に石川県輪島市の海沿いにあるマリンタウン特設会場で、「輪島あわびまつり2016～能登わじま海物語【夏篇】～」が開かれました。このイベントは石川県漁業協同組合輪島支所が中心となって開催しました。約200人を数える輪島の海女さん達が、舳倉島(べぐらじま)や七ツ島周辺の海に潜って採ってきた新鮮なアワビを、浜値で販売して「輪島海女採りブランド」としてＰＲ。海女さん達が直接販売する販売コーナーには、新鮮で安いアワビを求める人達が長蛇の列を作りました。

輪島の海女による伝統的素潜り漁技術は400年以上前から続いており、2014年には「石川県無形民俗文化財」に指定され、あわせて「輪島の海女漁保存振興会」が「いしかわ里海の至宝」に認定されるなど、能登の里海を象徴する漁です。「輪島あわびまつり」では、アワビだけでなくサザエや新鮮なイカ、エビなどの海の恵みを七輪で焼いて食べられるとあって、バーベキューコーナーは朝から満員御礼状態が続きました。