奥能登の碧い海に千枚田が映えます
8月23日に撮影した白米千枚田
白米千枚田の稲穂が頭を垂れて
9月、大雨の影響で畦が崩落…
国連の世界農業遺産に認定された能登の里山里海。石川県の公式サイトを飾るのが輪島の白米千枚田です。能登の海を背景に緑の棚田が映えます。2015年の北陸新幹線開業を機に奥能登観光が人気ですが、白米千枚田はその象徴です。地元民でも通りかがると立ち寄って眺めたくなる壮大な美しさ。8月下旬、天候に恵まれた千枚田で写真を撮りました。ところが9月上旬、記録的な大雨が能登を襲い、千枚田でも畦の一部が崩落する被害が…。それでも稲穂は実っていました。稲刈りが終わると、10月中旬から千枚田の幻想的なライトアップ「あぜのきらめき」が始まります。
白米千枚田を彩る美しい写真です
初夏・田植えの後の夕景です
幻想的な千枚田のライトアップ
厳冬の荒波に映える白米千枚田
晩秋から冬にかけて奥能登は厳しい自然に晒されます。そんな季節でも白米千枚田は、厳然と凛々しく、紺碧の海を望みます。そして日没後、無数の灯りが千枚田の輪郭を漆黒の夜に浮かび上がらせます。
「あぜのきらめき2018」のポスターです