加賀百万石の城下町・金沢。残念ながら、新型コロナウイルス感染症の影響で観光客は減っていますが、鮮度抜群で美味しい海の幸を求める人達が訪れます。そんな金沢の街を通って日本海に注ぐ犀川を愛したのが、詩人であり小説家の室生犀星です。
昔から私たちは、山や川や海を、恵みをもたらす神として信仰してきました。もちろん、時として大きな災いをもたらすことへの畏怖もあります。
しかし日本人は今、心の拠り所ともいえる自然に対する敬意を失いつつあります。
自動販売機やコンビニの登場で私達の生活は飛躍的に便利になりました。手軽に食品や飲料が手に入る。いつでも、どこでも…。
それと同じ感覚で、ゴミを捨てていませんか?
金沢に繁栄をもたらしてきた海が、大量のプラスチックごみに苛まれています。海へと注ぐ犀川下流域の川岸に溜まったペットボトルは、異常な量です。
この量のペットボトルを捨てる人達が、存在する証です。心が傷みませんか?
明日3月15日の朝、川岸のプラスチックごみを清掃します。
海に流出する前に、回収します。是非、参加して下さい。
イベント名 | 犀川のプラスチックごみ清掃 |
日程 | 2020年3月15日(日)8:00〜 |
場所 | 犀川下流・雪吊橋周辺 |
主催 | アーバントラウト 犀川を見守る会 |