イベント
2025.02.10

隆起した能登の海岸はどうなってる? @輪島市門前町黒島

著しく地盤が隆起した門前町黒島で開催されます

  1. 北前船船主屋敷があった黒島
  2. 黒島海岸は数百mも後退
  3. 干上がって死滅した生物も

2024年元日に起きた能登半島地震。最大震度7という激しい揺れによって、家屋倒壊や土砂崩れが起き、大勢の人達が被害を受けました。能登半島外浦側(北西部)は、数千年に一度と言われる地殻変動によって海底地盤が最大5.2mも隆起。海岸線は遠く後退し、干上がった港も続出しました。特に大きな地形変動が起きたのが輪島市門前町黒崎。
美しい黒瓦の建物が密集する黒崎町は、かつて北前船貿易で富を築いた重要文化財の旧角海家があった「天領」ですが、やはり数多くの家屋が倒壊してしまいました。
波打ち際の豊かな生態系を形成してきた海洋生物も、隆起によって死滅しました。

今、隆起した海岸では何が起きているのでしょうか?

地震発生以降、奥能登の海を調査してきた専門家達が、海洋環境の変貌などを報告するのと海洋ふれあいセンターのイベント「石川の自然談話会」が、3月8日(土)に門前町の黒島公民館で開催されます。

豊かな奥能登の海は今?

  1. 波打ち際の海藻は復活?
  2. 珠洲市長橋漁港のサザエ
  3. 約4m隆起した門前・鹿磯港

奥能登の人達は古来より海に抱かれて暮らしてきました。船を出して魚介を獲る漁業は無論、素潜り海女漁や、長靴姿で波打ち際の海藻や貝類を採る能登人の素朴な暮らしが連綿と続いてきたのです。だから能登は2011年に国連食糧農業機関の「世界農業遺産」に認定されたのです。
そんな能登人の暮らしが、能登半島地震によって大きく変貌しました。彼らの暮らしを支えてきた海は、今どうなっているのでしょうか?

詳しくは公式チラシを

のと海洋ふれあいセンターのイベント「石川の自然談話会」は、黒島公民館での専門家による講演と、北に1.5kmほどの所にある鹿磯海岸のフィールドワークを実施します。興味がある方はご参加下さい。

  ■Facebook

 

イベント詳細

イベント名石川の自然座談会「隆起した海岸何がおきているのか」
日程2025年3月8日(土) 13:00〜16:00
場所石川県輪島市門前町 黒島公民館
主催のと海洋ふれあいセンター
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