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2017.10.17

【YouTube公開】海活インタビュー⑤「海士屋文四郎」大積美也子さん

石川県輪島市の名物「朝市」で、海産加工品などを販売する「海士屋文四郎」十一代目・大積美也子さんのインタビューをYouTubeに公開しました。

海産物の販売で有名な輪島「朝市通り」

  1. 1000年以上続く「輪島の朝市」
  2. 十一代目・大積美也子さん
  3. 十代目・大積善也さん

「海は一番身近にあるもの」と話す大積美也子さんは、輪島市の「朝市通り」で海産加工品を販売する「海士屋文四郎」の十一代目です。接客は苦手という大積さんですが、やりがいも感じています。

しかし近年、朝市を取り巻く環境が変わってきています。ウニや天然の海苔の量が減り、値段が上がってきているのです。「海士屋文四郎」十代目の大積善也さんは、「高値になればいいというわけではない。みんなに分ける量がないのが正直なところ。海女さんによると海が温かく、海藻のある場所が軒並みよくない」と、海の環境変化を危惧します。

朝市を取り巻く不気味な変化

  1. 昔採れたものが、今は採れない
  2. 落ち込むモズクの水揚げ高
  3. JF輪島・沖崎秀一さん

JFいしかわ輪島支所の沖崎秀一さんも海の変化を感じているそうで、「熱帯魚のような魚も見えたり、モズクの水揚げ高が落ち込んでいる。海水温の上昇や海流の流れる道の変化が影響しているのでは…」と話します。

海洋環境の悪化については、1人の人間でどうにか出来ることではありませんが、人々の関心が少しでも海へ向くことを大積さんは願っています。

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