食欲の秋到来!! 金沢の近江町市場は美味しい海の幸がいっぱい!!
夏の休漁期間が終わる9月、待ちに待った秋の味覚を届ける底引き網漁が解禁となりました。底引き網漁で獲れる魚貝は、絶品高級魚として知名度抜群のノドグロをはじめ、美味さが全国に轟く甘エビ、水揚げ全国トップクラスのハタハタの他、カレイ、アマダイ、バイガイ、ハチメ(メバル)…。
晩秋から冬にかけてはズワイガニ(11月解禁)、脂の乗った寒ブリ、マダラやアンコウも店頭に並びます。本当に石川県は、豊かな海の恵みに溢れていると実感する季節です。
全国から羨望の的となっているのが金沢の新鮮魚介ですが、そんな中で昔から庶民の味として親しまれてきたのが、安価なメギス(目鱚)。正式にはニギス(似鱚)といい、石川県が全国1位の漁獲高を誇ります。最近は「金沢メギス」としてブランド化が進み、プロの料理人がいろんなレシピを考案していますので、リーズナブルで美味しい食材として注目しています。
足が早い魚なので生で食べる機会は殆どありません。金沢の昔ながらの調理法は超簡単!! 茹でたメギスを酢と生姜で食べるのです。安価な魚なので、幼い頃は毎晩のように食卓に出ていました。おかげで子供の頃はちょっと飽きましたけど…。もう一つ、メギスの代表的料理がすり身団子の味噌汁で、これは出汁が本当に美味しいのですよ。メギスのすり身は様々な使い道があるのです。
実は、9月22日(日)に青木クッキングスクールで開催する【さばける塾inいしかわ2019】の食材が、金沢メギスです。9組18人の親子が参加して、メギスをさばいて細かく叩き、すり身ハンバーグとカレー風味スープを作ります。その模様はニュースサイトやFacebook、もちろん石川テレビの番組でも紹介しますので、お楽しみに!!