奥能登・珠洲のサザエを使った“新しいけど素朴な海グルメ”が登場しました!!
珠洲市長橋町。辺りの海沿いに、ミネラル豊富な美味しい塩を作る「揚げ浜式塩田」が点在しています。その一角にあるのが、ドライブしていると気付かず通り過ぎてしまうほどの、小さな長橋漁港です。数人の漁師達が真夏に、刺し網を使ったサザエ漁を行っています。海底に這わせた漁網に乗ってきたサザエを獲ります。揚げ浜式の塩が作れるほどキレイな海で育ったサザエの味は、格別です。
その長橋港で獲れたサザエを煮詰めた素朴な商品が「長橋漁港のさざえ」。そのまんまの商品名… (笑)。製造販売しているのは、珠洲市三崎町伏見にある古民家レストラン典座で、その姉妹店(?)が長橋漁港に面した小さい港のゲストハウス──というつながりです。
長橋のサザエ網漁は8月20日まで、以後は資源保護のために禁漁となります。今年は製造に着手したのが遅かったので、販売に漕ぎ着けたのは9月下旬…。そもそも在庫が少ない状況ですが、道の駅すずなりで買えるそう。サザエ独特の苦みも残る大人の味ですが、マジで旨い。しかも常温保存可能なレトルト商品です。来年の製造は増えますが、今年は超レアの「長橋漁港のさざえ」、オススメです。