7月17日の「海の日」、加賀市・片野海岸などで地元の人たちが海ゴミを拾いました。
7月17日(月)、海と日本プロジェクトの一環として全国の海岸で一斉清掃活動が行われました。加賀市片野海岸の清掃活動を呼び掛けたのは、地元で生まれ育った中西隼一さんです。この日は応援リポーターのハンディやしきさんも清掃活動に参加。浜辺には海で砕かれた5mm以下の”マイクロプラスチック”が大量に散乱しています。細かすぎて回収しきれない”マイクロプラスチック”が、海の環境に深刻な影響を与えることが懸念されています。
日本財団が10代・20代の若者を対象に行った調査によると、「海に親しみを感じない」と答えた割合は42.5%に上りました。若者の海離れで「海の家」がなくなり、閉鎖に追い込まれる海水浴場が増えています。石川県でもこの20年で17カ所の海水浴場が閉鎖。中西さんは「代々、今よりもきれいな海を、自分の子どもたちに残したい」と話します。人が関わることで汚れていく海、それをきれいな海に戻すのも、私たちの責任です。
石川県ではこのほか珠洲市長橋海岸で「小さい港のゲストハウス」スタッフとお客さんが、白山市・松任海浜公園では石川テレビチームが清掃活動を行いました。「海と日本プロジェクト」の一環として全国で行われた清掃活動はこちら。
片野海岸の海ゴミ清掃活動は、7月22日(土)に石川テレビで放送しました。