8月31日(木)の「石川さん みんなのニュース」で能登空港に隣接する日本航空高等学校石川(以下、航空石川) “潜水部”の活動を、企画として放送しました。でも、どうして「空の学校」に「海の活動」が関係するのでしょう? 実は潜水部の誕生には、ある重要な背景がありました。
航空石川・潜水部の活動は今年1月から。14人が在籍してメキメキ上達し、既にレスキューダイバーのレベルに達した生徒も。この日の能登島沖ボートダイビングには6人が参加。顧問の鎌村実教諭(理事長補佐)と須原水紀教諭の指導の下、練習に励みました。
唯一の2年生部員・永嶋春樹さんは埼玉県出身。パイロット志望でしたが、潜水部に入って人生の目標が「潜水士」に変わったそう。海で人命救助の仕事をしたいそうです。潜水では、水中姿勢を安定させてムダな動きを減らし酸素消費を抑えることが活動時間の確保につながりますが、永嶋さんの酸素消費量はベテラン鎌村さんの2.5倍近く。まだまだ未熟です。
実は航空石川の潜水部誕生には、「海難救助を担う潜水士の不足」という深刻な背景があるのです。