「父の日」のプレゼントにおすすめ、ふるさと石川の味。
白山市美川にある伊藤九商店の「ふぐのぬか漬けとかす漬」。猛毒であるゴマフグの卵巣を塩漬けし、糠や粕に漬け込むこと2年〜3年、何故か毒が抜けるという石川独自の伝統の珍味です。「ふぐの卵巣を洗ったり、漬け込む魚醤を作るのに欠かせないのが霊峰・白山の伏流水」と伊藤正勝さん。プチプチした食感と糠の風味が、お酒やご飯によく合う一品です。
北前船の豪商、銭屋五兵衛ゆかりの金沢市金石にある油与商店では、金石港に水揚げされた新鮮な魚介を使ったぬか漬けを作っています。「獲れる時期が限られる金沢の美味しい海の幸を、ぬか漬けにすれば一年中味わえるのでは」と考えた寺尾高明さんの発想が生んだ珍味です!! アボカドとチーズを合わせたカナッペは、女将さんのアイデア料理です。
江戸時代から続く白山市鶴来の小堀酒造店のおすすめは、萬歳楽の山廃純米です。ここで使われている水も霊峰・白山の伏流水です。酒にとって水は命。製造部長の上源英樹さんは「良い水、良いお米、風土に因るところが大きい」と、白山の恩恵に感謝していました。
「父の日に贈りたい石川の味」は6月10日(土)放送