7月9日(日)、珠洲市・木ノ浦海岸で、地元住民や市の職員が毎年恒例の海岸清掃を行いました。
奥能登一帯は国定公園に指定され、日本海の絶景が連なる場所です。中でも能登随一の圧倒的な美しさを誇るのが珠洲市・木ノ浦周辺です。近くには民家もないのですが、海から大量のゴミが流れ着いています。ペットボトルやプラスチック、レジ袋など、ほとんどが町の生活から出たゴミ。そこで珠洲市では2011年から毎年7月上旬に、職員や地元住民などが海岸の清掃活動を続けています。この日も約140人が参加しました。特に問題なのが、拾うのも困難なマイクロプラスチックと呼ばれる5ミリ以下の小さなプラスチックゴミです。日本周辺の東アジア海域には、1平方キロあたり172万個のマイクロプラスチックが存在すると言われ、これは北太平洋の16倍にも相当します。