番組情報
2017.08.06

珠洲・木ノ浦海岸清掃

7月9日(日)、珠洲市・木ノ浦海岸で、地元住民や市の職員が毎年恒例の海岸清掃を行いました。

町の生活から出たゴミがほとんど…

  1. 海岸に打ち上げられた海ゴミ
  2. ハンディやしきも清掃に参加
  3. 問題のマイクロプラスチック

奥能登一帯は国定公園に指定され、日本海の絶景が連なる場所です。中でも能登随一の圧倒的な美しさを誇るのが珠洲市・木ノ浦周辺です。近くには民家もないのですが、海から大量のゴミが流れ着いています。ペットボトルやプラスチック、レジ袋など、ほとんどが町の生活から出たゴミ。そこで珠洲市では2011年から毎年7月上旬に、職員や地元住民などが海岸の清掃活動を続けています。この日も約140人が参加しました。特に問題なのが、拾うのも困難なマイクロプラスチックと呼ばれる5ミリ以下の小さなプラスチックゴミです。日本周辺の東アジア海域には、1平方キロあたり172万個のマイクロプラスチックが存在すると言われ、これは北太平洋の16倍にも相当します。

1時間ほどの作業で美しい海岸に

  1. 泉谷満寿裕珠洲市長も参加
  2. トラックの荷台はゴミで一杯
  3. 市民の清掃できれいな海岸に

1997年1月に起こった、ロシアタンカー・ナホトカ号の重油流出事故では、珠洲の海岸にも真っ黒な重油が押し寄せましたが、20年の歳月を経て美しい海が戻りました。9月から10月にかけて、珠洲市を舞台に奥能登国際芸術祭が開催されます。清掃に参加していた珠洲市の泉谷満寿浩市長は、「来られた方ががっかりしないように、一生懸命きれいにします!」と話していました。

■珠洲市・木ノ浦の海岸清掃は7月29日(土)に石川テレビで放送しました。

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