6月4日、七尾の海や魚、北前船の歴史を学ぶツアーが実施され、35人の親子が海の豊かな恵みについて理解を深めました。
「能登の里海取材団」は最初に、のとじま水族館で石川県がフグの漁獲量全国1位であること、七尾湾は波穏やかなので1年を通して漁ができることを教わりました。のとじま水族館副館長の池口新一郎さんは「七尾湾は生き物も豊かなところ。地元の人達が上手く利用して調和が取れている。一方で、バランスに脆弱なところがあるので、早く理解して協力してほしい」と話していました。
昼食は、道の駅のとじま。金沢大学の能登里山里海マイスター2期生の櫻井浩一さんが、七尾の魚や漁業について解説しました。メニューは櫻井さんがブランド化に協力してきた「能登ふぐ」のカルパッチョ、スズキやフクラギの刺身など。参加者たちは新鮮な「いきいき七尾魚」を堪能しました。
最後は、能登が誇る一大企業・スギヨの北陸工場。カニ風味かまぼこは、レトルトカレー・カップヌードルと並んで「戦後の食品の3大発明」と言われています。「能登の里海取材団」は工場見学のあと、スギヨ商品を使った新しい調理パンを考案するプロジェクトに取り組みました。干したフグをマヨネーズと和えたり、ドッグパンを北前船に見立てるたり、色んなレシピを試していました。
「能登の里海取材団」は6月17日(土)放送