珠洲焼の器でいただくカニたっぷり丼
古民家レストラン「典座」
石川県の伝統工芸品 珠洲焼
能登産ベニズワイガニの丼
珠洲市三崎町の「古民家レストラン典座」(てんぞ)でベニズワイガニの能登丼を振るまうのは、能登丼事業協同組合理事長の坂本信子さんです。ご主人の坂本市郎さんは石川県の伝統工芸品・珠洲焼の作家。珠洲焼は平安時代から室町時代にかけて、珠洲一帯で作られていた焼き物で、釉薬を使わずに穴窯で焼き締める技法が特徴です。珠洲の土は鉄分が多く、薪で焼くことで薪の灰が溶けて自然の釉薬となり、渋い黒灰色になります。「典座」では珠洲焼の器で、輪島沖で獲れたベニズワイガニをたっぷり使った能登丼を味わうことができます(裏メニューなので予約・問い合わせが必要)。
夏が旬のベニズワイは濃い甘みが絶品!!
カニ丼は坂本さん渾身の料理
カニ味噌を醤油で溶いて…
ハンディやしきも唸る味
冬の味覚のイメージが強いカニですが、坂本さんによるとベニズワイガニは夏が旬で、一番美味しいのだそうです。夏のカニは酢でしめないので、濃厚な甘味をそのまま味わうことができます。ハンディやしきリポーターも「甘い!うまい!」と絶賛しました。さらに醤油で濃厚なカニみそを溶いてかけると、能登の甘めの醤油とカニみその塩味が相まって、一層旨味が引き立てられます。新鮮で美味しい奥能登の海の幸──その源は美しい里海です。
■「典座」の能登丼の話題は、7月29日(土)に石川テレビで放送しました。
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