青木クッキングスクールで開催したさばける塾では金沢メギスの料理3品を作りました。美味しかった〜!!
メギスの最も簡単な料理は、塩茹でして酢と生姜で食べる方法。今回は少な目の水に酒と昆布を入れ、塩で味付けする「塩炒り」です。小さなフライパンで十分に作れます。3品の中では最も簡単で美味しいと評判だったのが、この「塩炒り」。イワシやハタハタでも作れますので、チャレンジして下さいね。
あと2品は洋風にアレンジ。すり身を使った「メギスのハンバーグ」と「魚団子のカレースープ」です。
ハンバーグでは、すり身にニンジン、エリンギ、タマネギを刻み入れて、片栗粉と小麦粉、塩、卵を加えて味と形を整えます。
「魚団子のカレースープ」は良く練ったすり身に酒、ショウガ、味噌、刻んだ小ネギ、片栗粉を加えて混ぜ、魚団子を作ります。コンソメスープにタマネギと魚団子を加え、カレースープにしました。メギスの魚団子は、和食なら味噌汁や鍋の具材にも使えますね。
新鮮なメギスをさばき始めてから約1時間半、正午過ぎに参加者全員が美味しいメギス料理を作り上げました。さばくのが簡単なのがメギスの良いところ。慣れれば10匹ぐらいは10分足らずで下処理が終わります。
作った後は全員で試食(というか普通に昼ご飯です)。どれも御飯が進む味で、特にシンプルな塩炒りはメギス本来の味が堪能できる料理ですね。昔から金沢の人達が好んで食してきたことも頷けます。
【さばける塾inいしかわ2019】の全プログラムを終えた参加者に、青木悦子校長が魚をさばいて料理することは子どもの大切な思い出になること、海の命を頂くことに感謝してほしいと伝え、全員に「さばけるマスター認定証」を授与しました。
今回の参加者には記念に、能登町宇出津のふくべ鍛冶に特別に作ってもらった【海と日本プロジェクト】の刻印入りイカ割き包丁と、大麦ストロー、海プロ特製の手ぬぐいなどをプレゼントしました。貴重な包丁を使っていろんな魚をさばいて下さいね。
■「さばける塾」は、9月28日(土)11:45から石川テレビ【いしかわの海】で放送!!
イベント名 | さばける塾inいしかわ2019 |
参加人数 | 親子9組 20人 |
日程 | 2019年9月22日(日) |
場所 | 金沢市長町 青木クッキングスクール |
主催 | 海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会 |