能登島のNo.1観光スポット のとじま水族館 に新しい回遊水槽が登場しました!!
海に突き出た能登半島。東の富山湾に面し、まるで猛禽類の口の様に見えるのが七尾湾です。波穏やかな七尾湾にポッカリ浮かぶ能登島はキャンプをはじめ、バーベキュー、海水浴、スキューバダイビング、海釣り、イルカウォッチング、シーカヤックなど、実に多彩な“島の海遊び”が詰まった日本海側屈指のレジャーアイランドです。ひょっこり温泉・島の湯や能登島ガラス美術館もあって癒やされます。もちろん民宿やレストランで食べる海の幸は絶品!! → 詳しくは能登島観光協会を。
そんな能登島随一の観光スポットが、のとじま水族館です。水族館がオープンしたのは1982年7月。開館から36年を経て老朽化した本館の回遊水槽が大幅改修され、4月27日(金)に“のと海遊回廊”としてリニューアルオープンしました。ハッキリ言って、必見です!! 当日は午前10:30からオープン記念式典が開かれ、能登の里山里海に深い関心を寄せる谷本正憲知事も出席してテープカットを行い、新生のとじま水族館の魅力をアピールしました。真新しい水槽を前に谷本知事は、「今年は能登立国1300年で、色んなアイディアを出してくれましたけれども、正に“のと海遊回廊”に相応しい水槽。世界農業遺産に認定された能登の海に生息する魚がここに泳いでいる状況が再現できた。そしてプロジェクションマッピングを常時投影することで、能登の海の中を歩きながら観察できるような、そんな内容のある施設が完成したのは非常には良かった」と、新しい回遊水槽の完成の意義を強調しました。
リニューアルした“のと海遊回廊”には、能登の海で生まれ育ったマアジ、マダイ、ブリ、ヒラマサ、カンパチなど20種類1,700匹が真新しいアクリル水槽の中を悠々と泳いでいます。最大の特徴は、ジンベエザメやイルカ、クラゲ等のCG映像が天井と床に常時投影されるプロジェクションマッピング。対面する壁には鏡がはめ込まれ、クリアな水槽を泳ぐ魚とプロジェクションマッピングは、インスタ映え間違いなし!! 幻想的な光景を織りなします。
それにしても何故、のとじま水族館は能登の魚を重視して、もっとカラフルで見栄えのする熱帯魚などをメインに展示していないのでしょうか。それは、来館者に能登の海に生きる魚達のことを知って欲しいからです。故郷の海、魚や貝、エビやカニ、その命を支える海藻──。豊かな能登の海は、微妙にバランスの取れた生態系があって初めて成立しているのです。
それが今…。次のリポートを見て下さい。
イベント名 | のとじま水族館「のと海遊回廊」オープン記念式典 |
日程 | 2018年4月27日(金) |
場所 | 石川県七尾市能登島 のとじま臨海公園水族館 |