レポート
2017.10.11

能登町・小木小学校の「里海科」公開授業(6年生)

能登町の小木小学校では3年前から、海洋教育の構築を目的とする文部科学省特例校に指定されていて、海洋環境や生物、漁業・水産業など海のことを体系的に学ぶ画期的カリキュラム「里海科」の授業が実践されています。能登の海に親しみ、海のことを知って学び、ふるさと能登の海に誇りと愛着を持つ児童が育っているのです。10月6日(金)には小木小学校で「里海科公開授業」が行われ、県内外の教育関係者や海関連の仕事に従事する人達が大勢見学に訪れました。「公開授業」は、1年生から6年生まで全学年。今回は年間35時間のカリキュラムを組んでいる6年生と5年生の「里海科」を紹介します。

6年生は地元の漁師・中田洋助さんの授業です

  1. 6年生の里海科公開授業
  2. 日の出大敷網 中田洋助さん
  3. 能登町鵜川の定置網漁業

6年生の教室では、能登町鵜川で定置網漁を行っている日の出大敷の五代目網元・中田洋助さんが、実際の漁師の仕事や漁業のやり甲斐などを丁寧に語りました。6年生たちは2週間前の9月22日に、日の出大敷の仕事や定置網漁に使う漁具などを見学していて、教室には写真つきでリポートが掲示されていました。

中田さんが語る能登の里海への思い

  1. 真剣に聞き入る6年生
  2. 最後に中田さんに手紙を書いた
  3. こども達の思いが詰まっている

中田さんは最後に、「人が優しくて、海がきれいで、食べるものが何でもおいしくて。こんな恵まれた地域はなかなか無いです。そういうことを食を通じてでも、人との触れ合いでも良いので、能登の素晴らしさを身に感じて、みんなに自慢できるように一生懸命勉強してもらいたい」と、海への思い、人への思いをこども達に伝えました。

■「小木小学校・里海科」は10月21日(土)11:45〜11:50 石川テレビ【いしかわの海】で放送

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イベント詳細

イベント名里海科研究発表会・能登の海洋教育シンポジウム
日程2017年10月6日(金)
場所能登町立 小木小学校
主催能登町教育委員会 能登町立小木小学校 (一社)能登里海教育研究所
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