2日目の昼食は、まさに奥能登の海の恵みです!!
炎天下でのプラスチックごみ回収を終えたこども達は、すぐ近くの小さい港のゲストハウスへ。ここは奥能登の海の幸、山の幸を使った味わい深い素朴な料理を提供するお店。調理してくれたのは、ナホトカ号の重油回収の苦労話をしてくれた珠洲焼作家・坂本市郎さんの妻、坂本信子さんです。実は信子さんは、能登丼事業共協同組合の理事長を務めるスゴ腕の持ち主。
そのストローの素材は「大麦」。そもそも大麦は英語でストロー(Straw)。その茎は空洞で、昔は大麦の茎をいわゆるストローとして使っていたのです。麦わら帽子もストローハット。企画したのは金沢の食品企画会社ロータスコンセプト代表の蒲田さちさん。蒲田さんは2017年に廃プラスチックストローが鼻に刺さって苦しむウミガメのYouTube動画を見て衝撃を受けます。海の生物を救うために2018年に大麦ストローを考案して試作。今年は本格的に製造販売をスタートするのです。
プラスチック製のストローは、海洋プラスチックごみの僅か0.03%と言われています。しかし、この大麦ストローを飲食店やホテルで見かけたら、海が深刻なダメージを受けていることを実感してもらえるのでは無いか。そんな思いを昼食に添えてみました。
海を学ぶイベント【奥能登の海と恵みを学ぼう!】は、8月24日(土)11:00~11:30「いしかわの海」スペシャル版として石川テレビで放送。
イベント名 | 【奥能登の海と恵みを学ぼう!〜海と日本プロジェクト】 |
参加人数 | 小学校5・6年生21人 |
日程 | 2019年7月30日(火)〜2019年8月1日(木) |
場所 | 珠洲市長橋町 小さい港のゲストハウス |
主催 | 海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会 |
協力 | 小さい港のゲストハウス ロータスコンセプト 能登里海教育研究所 |