レポート
2019.08.05

【奥能登の海と恵みを学ぼう!】⑦

2日目の昼食は、まさに奥能登の海の恵みです!!

珠洲市長橋町・小さい港のゲストハウスで昼食を

  1. 素朴な奥能登料理が味わえます
  2. 坂本信子さんは能登丼の理事長
  3. 能登の海の幸が素朴な膳を飾る

炎天下でのプラスチックごみ回収を終えたこども達は、すぐ近くの小さい港のゲストハウスへ。ここは奥能登の海の幸、山の幸を使った味わい深い素朴な料理を提供するお店。調理してくれたのは、ナホトカ号の重油回収の苦労話をしてくれた珠洲焼作家・坂本市郎さんの妻、坂本信子さんです。実は信子さんは、能登丼事業共協同組合の理事長を務めるスゴ腕の持ち主。

珠洲伝統の揚浜式で作られた塩は本当に美味しいのです

  1. 揚浜式製塩法・すず塩田村の塩
  2. 塩にぎり 大浜大豆の豆腐も塩で
  3. お茶を飲むストローは○○です

まずは全国で珠洲だけに継承されてきた伝統の揚浜式製塩法で作られたすず塩田村の塩。おにぎりはもちろん、珠洲名産・大浜大豆の豆腐も塩、カマスのフライも塩で食べます。デザートのスイカに揚浜塩を付けると抜群の甘みが口に広がります。正に奥能登の海の恵みが、塩なのですね。
さて私達は、昼食時に飲むお茶にプラスチックではなく、環境に優しい素材を原料とするストローを用意しました。

それは…

大麦ストローが本格的にデビューします!!

  1. 小松市・嵐農産の大麦収穫(5/26)
  2. 青い空に向かって実る大麦です
  3. 大麦ストロー企画・蒲田さちさん

そのストローの素材は「大麦」。そもそも大麦は英語でストロー(Straw)。その茎は空洞で、昔は大麦の茎をいわゆるストローとして使っていたのです。麦わら帽子もストローハット。企画したのは金沢の食品企画会社ロータスコンセプト代表の蒲田さちさん。蒲田さんは2017年に廃プラスチックストローが鼻に刺さって苦しむウミガメのYouTube動画を見て衝撃を受けます。海の生物を救うために2018年に大麦ストローを考案して試作。今年は本格的に製造販売をスタートするのです。
プラスチック製のストローは、海洋プラスチックごみの僅か0.03%と言われています。しかし、この大麦ストローを飲食店やホテルで見かけたら、海が深刻なダメージを受けていることを実感してもらえるのでは無いか。そんな思いを昼食に添えてみました。

海を学ぶイベント【奥能登の海と恵みを学ぼう!】は、8月24日(土)11:00~11:30「いしかわの海」スペシャル版として石川テレビで放送。

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イベント詳細

イベント名【奥能登の海と恵みを学ぼう!〜海と日本プロジェクト】
参加人数小学校5・6年生21人
日程2019年7月30日(火)〜2019年8月1日(木)
場所珠洲市長橋町 小さい港のゲストハウス
主催海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会
協力小さい港のゲストハウス ロータスコンセプト 能登里海教育研究所
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