レポート
2019.08.05

【奥能登の海と恵みを学ぼう!】⑭

充実のイベント【奥能登の海と恵みを学ぼう!】。最終プログラムはホンモノの“里海科”授業です。

小木小学校5年生の担任・木村優風先生による本当の“里海科”

  1. 小木小学校の5年生の教室です
  2. 木村優風先生が海洋ごみの授業
  3. 写真・映像は石川テレビが提供

全国で小木小学校だけで5年前から行われている海洋教育“里海科”。木村優風(ゆらぎ)先生は現在5年生の担任で、特に海洋ごみ問題を重視して児童に教えてきました。いずれは小木の海ごみゼロ宣言につなげたいそうです。5年生の授業で行ってきた内容に加え、石川県の各地の海洋ごみの写真や動画を教材として充実の授業を行ってくれました。この写真や動画は石川テレビが撮影してきた映像資料を“里海科”に役立てて欲しいと提供したものです。

海洋ごみを無くして海を守るために出来ることとは

  1. 自分達にできることは何だろう
  2. こども達は真剣に授業を受けた
  3. 小木小学校の海洋ごみ調査です

授業の後半では5班に分かれて「自分(個人)で できること」と「みんな(社会)で できること」を考えます。こども達から出てきたアイディアは、ゴミを捨てないこと、ゴミを拾うこと、レジ袋をもらわない、ポスターなどで呼びかける──など様々ですが、それぞれに海を守る気持ちが強くなった様でした。

奥能登の海の恵みを生かしたオリジナル弁当の名前を考えました

  1. 全員のアイディアを黒板に掲示
  2. 能登丼のパンフレットも参考に
  3. 多数決で「のとの宝石弁当」に

木村先生の“里海科”授業の後は、今回の宿題となるオリジナル弁当の名前をみんなで決めるプログラム。再び坂本信子さんが登場。「みんなの弁当のアイディアを元にして、能登丼事業協同組合が本当に作って販売するんですよ」と強調しました。それを踏まえて全員が弁当の名前案を出し合い、最後は多数決。

そして新く作るオリジナル弁当の名前が「のとの宝石弁当」に決定しました!!

もう一つの宿題は「報告書」の作成です

  1. 七尾の石川印刷・佐味一郎さん
  2. フリーペーパー「Fのさかな」
  3. 2018年のイベントも掲載された

【奥能登の海と恵みを学ぼう!】に参加したこども達には、夏休み中に学んだことをまとめた「報告書」を作ってもらいます。夏休みの自由研究として、それぞれの学校に提出できる内容のまとめ方を、プロの編集者・佐味一郎さんに教えてもらいました。

佐味さんは七尾市の石川印刷株式会社が発行するフリーペーパー「Fのさかな」の編集長。海の魚貝類・海藻や食文化を掘り下げた季刊誌で、2011年に日本タウン誌・フリーペーパー大賞に輝いた全国トップレベルのフリーペーパーです。昨年のイベント【能登の海と魚にふれてオリジナルのお寿司を考えよう!!】の模様も掲載されたのです。
みんな、佐味さんが教えてくれたプロのテクニックを元に、充実した報告書を作って下さいね。

海を学ぶイベント【奥能登の海と恵みを学ぼう!】は、8月24日(土)11:00~11:30「いしかわの海」スペシャル版として石川テレビで放送。

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イベント詳細

イベント名【奥能登の海と恵みを学ぼう!〜海と日本プロジェクト】
参加人数小学校5・6年生21人
日程2019年7月30日(火)〜2019年8月1日(木)
場所能登町立小木小学校
主催海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会
協力能登町立小木小学校 能登里海教育研究所
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