底引き網漁が解禁になった9月初めの日曜日、9組18人の親子が参加して、金沢市の青木クッキングスクールで「さばける塾inいしかわ」が行われました。
城下町の風情あふれる金沢市長町の青木クッキングスクールで9月4日に行われた「さばける塾inいしかわ」には、金沢市やその近郊などから親子9組18人が参加しました。さばいたのは、夏が旬のアジ。青木クッキングスクールの谷敬子先生に教わって、アジの三枚おろしに挑戦しました。
参加した9組の親子のうち、6組がお父さんとの参加で、そのほとんどが魚をさばくのは初めてだそうです。包丁を持つ手つきがぎこちなく、なかなか切れなかったり、骨にたくさん身が残ってしまったりと悪戦苦闘…。それでもなんとか三枚におろして、調理できました。
この日作ったのは、中骨を除いたアジの身にトマトソースや野菜、チーズを乗せてフライパンで焼いた「アジのピザ」、骨で出汁をとった「魚の出汁のスープ」、中骨を油で揚げた「骨せんべい」の3品です。アジを残すところなく全て使いました。参加した親子は「楽しかった♪ 家でもやってみたい」「自分で料理を任せられるようになるいい機会でした」などと満足の様子でした。講師の谷敬子先生は「きのうまで泳いでいた魚の命をいただいて、私たちも大きくなっていくということを知って、大切にいただくということを是非考えてほしい」と話していました。また、青木悦子校長は「食べることを通して、親子で一緒に料理ができたことは一生の思い出につながると思うので、きょうのこの機会を大事にしてください」と参加した親子に伝えていました。
イベント名 | さばける塾inいしかわ |
参加人数 | 9組18人 |
日程 | 9月4日 |
場所 | 金沢市・青木クッキングスクール |
主催 | 海と日本プロジェクト |