レポート
2019.09.25

さばける塾inいしかわ2019 ①

ブランディングが進む庶民の魚・金沢メギスをさばきました。

青木クッキングスクールでの「さばける塾」は4年連続です

  1. 底引き網漁の代表魚種・メギス
  2. 長町の青木クッキングスクール
  3. さばける塾・親子9組18人参加

金沢市長町の青木クッキングスクールでの【さばける塾】は4年連続の開催。2016年はアジ、2017年はフクラギ、2018年は船凍スルメイカとハタハタ。2019年は石川県が全国1位の漁獲高を誇るメギス(目鱚)です。正式名称はニギス(似鱚)、キスに似ていますが全く違う種類です。最近は「金沢メギス」としてブランド化が進みます。足が早い魚なので、鮮魚の状態では首都圏などにあまり出回らないのです。新鮮なメギスを食べられるのは恵まれた海に囲まれているからなのです。

谷敬子先生がメギスのさばき方を解りやすく解説しました

  1. メギスの説明をする谷敬子先生
  2. 軟らかいメギスを丁寧にさばく
  3. こども達の表情は真剣そのもの

さばける塾inいしかわの講師は、ハキハキテキパキで好評の谷敬子先生。参加した9組18人の親子は、解りやすい説明に真剣な眼差しです。メギスをさばくのは実は簡単ですが、唯一の難点はグニョグニョと軟らかいこと。でも慣れればアッという間にさばけますので、逆に初心者には良いかも!

メギスをさばくのは参加者全員が初めて…

  1. メギスは痛みやすいので手早く
  2. 釣った魚をさばきたいそうです
  3. メギスの三枚おろしが出来た!!

谷先生の指導を受けた親子は、早速メギスをさばくことに。ウロコを取って頭を落としたら、腹を切ってワタを取ります。2匹、3匹とさばくうちにドンドン上達するのが楽しいんです。中には、釣りをするので釣った魚を自分でさばきたいと参加理由を話してくれた親子もいました。何事もチャレンジです。

金沢の伝統料理と洋風料理を作ります

  1. 時間はかかっても丁寧にさばく
  2. これはシンプルな「塩炒り」に
  3. すり身にすれば様々なレシピに

メギスは年配の金沢市民には馴染み深い庶民派の魚ですが、若い人達は肉料理を食べる機会が多いようで、あまり知らないとの声も。伝統の食べ方はシンプルな「塩ゆで」か、すり身を団子にした「つみれ汁」が定番です。すり身は、家にすり鉢がない場合、包丁で粘りが出るまで細かく叩いて下さいね。
今回は3品を作りますが、そのレシピは後半のリポート②で…。

■「さばける塾」は、9月28日(土)11:45から石川テレビ【いしかわの海】で放送!!

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イベント詳細

イベント名さばける塾inいしかわ2019
参加人数親子9組 20人
日程2019年9月22日(日)
場所金沢市長町 青木クッキングスクール
主催海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会
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