7月12日(金)、海と日本プロジェクトを推進する日本財団が「海と日本人」に関する意識調査結果を発表しました。
「海の日」3日前の7月12日(金)、日本財団は日本人の海への意識と行動を調べた「「海と日本人」に関する意識調査結果を発表しました。これは5月24日〜6月3日に行ったインターネット調査で全国の15歳〜69歳まで1万1,600人が対象です。それによると「海が好きだ」と回答した人は57%、2017年調査の52%から少し上昇しました。「海にとても親しみを感じる」も43%と2年前の35%から8%増えました。海に親しむ活動や海洋教育を推進している日本財団の海野光行常務理事は、「単純にうれしい結果であり、取り組みの成果」と話しました。
が…。
幼いの頃の海水浴はこどもの人格形成や免疫にとっても良いという学術調査が多数あるにもかかわらず、海に行かない、海に行きたくないという人達が相当数いるという調査結果は、ちょっと驚きです。
しかも!!
北陸新幹線の開業以来、美味しい海の幸を求めて全国から観光客が殺到している石川県が、海との関係性「体験・スコア調査」で47都道府県で最下位とは…絶句します。これは石川県の人達が海のことを大切に思っていないという証なのでしょうか。或いは身近にあり過ぎて海の重要性に気付いていないのか…。
最近話題になっている海洋ごみの取材をしていて感じるのは、金沢人のマナーの悪さ。特にドライバーのポイ捨てが酷い。通勤路の道や川の土手に捨てられたプラスチックゴミの量に愕然とします。どうして、こんなことを…。いずれ海に流れていくという単純なことも解っていないのでしょうか。
人間がどれほど海に生かされているのかを、ちゃんとこども達に教えなくては…。
イベント名 | 「海と日本人」に関する意識調査 記者発表 |
日程 | 2019年7月12日(金) |
場所 | 東京都港区赤坂 |
主催 | 日本財団 |