濃霧と暴風に苛まれた2018年から一転、快晴微風の初日を迎えました!!
夜明けに20mのとも旗を起こす
とも旗の背景左側には御船神社
朝6:00には9艘の伝馬船が揃う
2019年5月2日(木)。日の出前から小木漁港には地元住民が集まります。航海の安全と豊漁を祈願する「とも旗祭り」です。小木は全国屈指のイカ釣り漁獲高を誇る“イカの町”。漁港を取り囲む町会の人達が作る長さ20mの幟を、夜明けとともに伝馬船の後部 (船の後部を「艫」(とも)と呼びます)に立てるのです。壮麗な幟・とも旗を立てた9艘を漁船で曳航しながら、太鼓を打ち鳴らしながら小木漁港を巡航するという、古くからこの地に伝わる海の祭りです。
濃霧と暴風に苛まれた2018年から一転、今年は快晴微風の「とも旗祭り」となりました。
撮影に協力して頂いた小木の皆様に感謝します!!
小木伝統の「とも旗祭り」の心と海を受け継ぐのは子供達。そして、早朝巡航の最後は“イカポーズ”での記念撮影。素晴らしい思い出になりましたが、その一方で海水温上昇によるこの2年間のスルメイカ不漁に加え、北朝鮮籍の漁船による違法操業が小木のスルメイカ漁に壊滅的な打撃を与えています。令和元年の今年こそは、安全と豊漁を望みます。
ちなみに私たちの取材は初日の早朝5:00〜8:00だったのですが、「とも旗祭り」は2日間を通して行われる祭り。運航責任者の方のリアルな投稿がFacebookに上がっていましたよ。
「とも旗祭り2019」は5月25日(土)11:45〜石川テレビ【いしかわの海】で放送!!
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