加賀市片野海岸で海ゴミ清掃を呼び掛けたのは、地元の中西隼一さんです。
キレイな海を守るため、7月17日の「海の日」に【海と日本プロジェクト】の取り組みの一環として、全国各地で海の一斉清掃が行われました。加賀市片野海岸での海ゴミ清掃を呼び掛けたのは、建築現場の足場を組む会社を経営する中西隼一さんです。海岸清掃を行うグループ「SOUJI」の代表でもあり、夏には建築の技術を生かした片野海岸の海の家「SUN LUCAS」を建てます。海の家がなくなると海水浴場もなくなります。片野で生まれ育ち、幼い頃から親しんだ海水浴場が消滅するのはイヤだと、中西さんは立ち上がりました。人と海の距離が遠くなった現代。海で遊ぶ人も減り、海の家が経営的に成り立つはずもなく、“持ち出し”です。こんな若い人が行動を起こすから、片野のお年寄り達も清掃活動に協力してくれたのでしょう。
この10年間で石川県の海水浴場は40箇所から23箇所に減りました。それだけ人が海に行かなくなったのです。例え赤字でも中西さんが「海の家 SUNLUCAS」を建てるのは、海を大切に思うからです。
7月29日(日)、片野海岸「SUN LUCAS」をベースに、海を盛り上げるイベント「かがBBQ 2017」が開催されます。なんと加賀市民は参加無料。人を海に呼び戻すきっかけになるかも知れません。
イベント名 | 加賀市片野海岸の「海の日」清掃 |
参加人数 | 20人(地元の人達) |
日程 | 2017年7月17日(月)「海の日」 |
場所 | 加賀市 片野海岸の |
主催 | 地元の人達です |