レポート
2019.08.31

千里浜海岸に漂着した海洋ごみの調査です

1996年から実施されている漂着海洋ごみ調査です。

金沢星稜大学生が協力しました

  1. 池田幸應教授の研究室の学生達
  2. プラスチックの漂着ごみが多い
  3. 細かいプラゴミなど丁寧に回収

8月27日(火)に羽咋市の千里浜釜屋海岸で「海辺の漂着物調査」が行われました。石川県廃棄物対策課や羽咋市が1996年から毎年実施しており、金沢星稜大学の池田幸應教授の研究室の学生などが調査に協力しました。海岸を10メートル四方6区画に分けて漂着している海洋ごみを回収し、その個数や種類を調べました。

回収したプラスチックごみなどを細かく調査

  1. 全体の93%がプラスチックごみ
  2. マイクロプラスチックは深刻だ
  3. 海洋ごみ調査を継続してほしい

漂着した海洋ごみを集計した結果、プラスチック系のごみが全体の93.1%(前年並み)を占めていました。やはりプラスチック類の比率の高さは、世界的な重要課題となっている海洋プラスチックごみ問題の深刻さを裏付ける結果でもあります。しかも海に漂うプラスチックごみは、漂着ごみの数倍にも及ぶのです。人間の活動が生み出した海洋プラスチックごみは、地球に、生物に、そしていずれは人類に想像を絶するダメージを与えると思われます。

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イベント詳細

イベント名海辺の漂着物調査
参加人数50人
日程2019年8月27日(火)
場所石川県羽咋市・千里浜釜屋海岸
主催石川県 羽咋市 羽咋郡市広域圏事務組合
協力金沢星陵大学
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