「奥能登国際芸術祭」リポート第11弾は、海辺の作品を中心に紹介します!!
まず木ノ浦。アローラ&カルサディージャの作品「船首方位と航路」。女性4人組の会話が傑作でした。「てか、作品よりさぁ、景色が凄くてビックリだわ…」と。さすが木ノ浦。ここには「よしだぎょうこ+KINOURA MEETING」の作品「海上のさいはて茶屋」もあります。
木ノ浦展望台に車を停めて岬自然歩道をハイキング、約10分でシャク崎に到着すると、目も眩む断崖絶壁に白いオブジェが。鴻池朋子作「陸にあがる」です。
輪島から外浦を海沿いに走って最初の作品が、塩田千春作「時を運ぶ船」。旧清水保育所の建物の一室を、鮮烈な赤が埋め尽くしている。ここは海辺に珠洲伝統の揚げ浜式塩田が点在する地域です。
奥能登の東側・珠洲市野々江町の倉庫内部から海を借景にした「Silhouett Factory」は、角文平さんの作品。床に敷き詰められた砂の紋様が美しく、ゆったりとした時の流れが、海へとつながっている。
イベント名 | 奥能登国際芸術祭 |
参加人数 | 参加アーティスト 11の国と地域から39組 |
日程 | 2017年9月3日(日)〜10月22日(日)までの50日間 |
場所 | 石川県珠洲市全域 |
主催 | 奥能登国際芸術祭実行委員会 |