金沢港の石川県漁協かなざわ総合市場に、底引き網漁の魚類が並ぶ
金沢港にある石川県漁協かなざわ総合市場には、9月2日夕方、水揚げされた底引き網漁の魚類が次々に並べられていました。底引き網漁の代表的な魚は、マダイやメギス、カレイ。メギスは塩茹でして酢醤油で食べたり、団子にして味噌汁にするのが美味しいです。
その他には毛ガニも。北海道だけじゃなく金沢沖や輪島沖でも毛ガニが揚がるのです。個人的には北海道の毛ガニより繊細な味で美味しいと思います…。金沢の皆さんも料理屋で食べているのがすべて北海道産だと思い込んでいませんか? 地元のことを知りましょう。ハタハタも代表的な秋の魚で唐揚げや煮付けが旨い。写真右側のツルリ、というかヌルリとした魚は、金沢ではゲンゲンボウと言いますが、正式名称はノロゲンゲ。深海魚でコラーゲンたっぷり、淡泊な魚でブツ切りにしてお吸い物で出す割烹などもあります。ウマヅラハギは、その名の通り“馬面”をしたカワハギの仲間です。新鮮なものは肝が絶品で酒の肴にピッタリ!! 寿司屋ではカワハギの白身の上に肝を乗せたりして出しますが、寄せ鍋の具としても良いです。クチとツノと腹ビレを落としたら、口元から皮をベロンと剥がせます → だからカワハギ。肝は傷つけないようにしましょう。
イベント名 | 底引き網漁解禁 |
日程 | 9月1日解禁 9月2日取材 |
場所 | 金沢港いしかわ総合市場 |