9月1日、秋を告げる「底引き網漁」が解禁されました。今年は台風の影響で石川県内の出漁は1日延期に。加賀市の橋立漁港には9月2日夕方、漁を終えた漁船が帰港しました。
石川県で底引き網漁が行われるのは、毎年9月1日から翌年6月30日までの期間です。漁獲は甘エビ、カレイ、メギス、カニなど。魚種によって漁場が異なります。9月1日夜、加賀市・橋立漁港から出漁した漁船は、翌9月2日の夕方4時半ころ、無事港に戻ってきました。接岸と同時に水揚げです。漁師たちは、トロ箱いっぱいの魚を手際よく船から降ろしていきました。第五恵比寿丸船長の遠塚谷透さんは、今年初日の漁獲量について「まずまず」と話していました。
この日橋立漁港に水揚げされたのはマダイ、カレイ、甘エビ、メギス、ノドグロなど。日没後、いよいよセリが始まりました。セリ独特の掛け声が飛び交い、あっという間に商談が成立、魚は地元の魚屋や旅館へ運ばれていきました。新鮮な海の幸を味わうには、地産地消が一番ですね。
イベント名 | 底引き網漁解禁(1)橋立漁港 |
日程 | 9月1日~2日 |
場所 | 加賀市・橋立漁港 |