春の海、富山湾の夜明けは絶景でした
静かな名所・観音島で見る日の出
峻険な立山連峰が朝陽に浮かぶ
鵜浦町は気多大社・鵜祭りで有名
富山湾から七尾湾への入り口にある七尾市鵜浦(うのうら)町。その先端・観音岬は静かな春の夜明けを迎えていました。霜が降りるほど冷え込んだ4月中旬の早朝、富山湾に朝陽が昇りました。峻険な立山連峰は濃紺のシルエット。鵜浦町は、羽咋の気多大社で年末に執り行われる国重要無形民俗文化財「鵜祭」(うまつり)の鵜を捕らえる場所です。そして観音岬の高台に、目指す能登観音埼灯台があります。
能登観音埼灯台は春爛漫の絶景
桜の美に映える能登観音埼灯台
春の青空に灯台の白が映えます
夜の七尾湾を航行する船の道標
駐車場から緩やかな山道を登ること5分、朝の木漏れ日に白い能登観音埼灯台が見えてきます。大正2年1月27年に初点灯し、105年もの歴史を刻んできた灯台です。綺麗に草が刈られた敷地に白い灯台が凛として佇み、満開の桜に包まれていました。岬からは富山湾と立山連峰、七尾湾に浮かぶ能登島が一望できます。知る人ぞ知る絶景です。
能登観音埼灯台や観音島は一見の価値があります
青空に映える桜 (品種は?です)
枝垂れ桜の濃い花も見頃でした
桜、灯台、能登島、そして海。
能登観音埼灯台を彩る桜は4〜5種類でしょうか…。それぞれの可憐な花が春の岬を彩っていました。美景ばかりクローズアップしましたが、灯台がある観音岬から能登島までは約1.5km。夜の海を航行する船にとって灯台は道標であり命綱です。海を照らし、船の安全を守る姿にも思いを馳せましょう。
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