「海とみらいと科学の日2017」では、海の生き物実験教室と題して「ウニの赤ちゃんが生まれる瞬間」の観察や、タイやサメを解剖して生態を学ぶ教室も開催されました。
午前・午後の2回開かれた実験教室「ウニの赤ちゃんがうまれるまで」では、能登町小木で多彩な海洋教育を展開する能登里海教育研究所の浦田慎先生が、ウニの口や肛門の場所など体の構造について詳しく説明しました。参加者はウニが受精する瞬間を顕微鏡で観察、「見えた〜!!」と大喜びの子どももいて、盛況でした。
午後からは、能登町で海洋環境の変動や海洋資源の研究などを学術的に展開している「金沢大学環日本海域環境研究センター」の鈴木信雄教授が、サメを解剖する実験教室を開催。参加した親子は、まずはタイを解剖して内臓や浮き袋などを観察し、魚の体の仕組みを詳しく学びました。また、のとじま水族館から提供されたシュモクザメの解剖も行いました。子ども達はシュモクザメの体に触れて、“サメ肌”を実感。サメに触るという得難い体験に喚声を上げていました。
■「海とみらいと科学の日2017」の模様は、7月1日(土)11:45【いしかわの海】(石川テレビ)で放送。
イベント名 | 海とみらいと科学の日2017 ~海のふしぎ知りたくない?~ |
日程 | 6月25日(日)10:00~16:00 |
場所 | 金沢海みらい図書館 1階交流ホールほか |
主催 | 金沢海みらい図書館 |
協力 | 能登里海教育研究所、金沢大学環日本海域環境研究センター |