金沢海みらい図書館で開かれた「海とみらいと科学の日2018」。エビ、貝に続くテーマは イカです。
全国屈指のイカの町・能登町小木で、4年前から行われている小木小学校の画期的海洋教育が“里海科”。そのカリキュラムをサポートしている能登里海教育研究所の浦田慎博士研究員が行ったのは「イカを知る授業」です。イカの種類はもちろん、イカは日本列島を取り囲む海の どこで産卵し、どこで成長しているのか、イカ漁の仕組みは? など私達の食生活に欠かせないイカのことを次々に解説しました。
参加者は、能登町宇出津にある石川県水産総合センターの調査船・白山丸が獲ってきたスルメイカの体をはさみで切り開いてみます。黒いイカスミはどれ? イカワタは肝臓?? イカの心臓は??? こども達は、普段食べている美味しいイカが、海の生き物であることを実感しているようでした。
金沢海みらい図書館 1階フロアでは、能登里海教育研究所がサポートして小木小学校で実践されている“里海科”のカリキュラムを紹介するパネルなどが7月3日(火)まで展示されています。また今年初めて「能登の海のいきものたち」の水中写真も展示。プロダイバーや日本航空高校石川潜水部の生徒達が撮影した海の生き物の写真は、色鮮やか!! 能登の里海の豊かさを感じる写真は一見の価値ありです。
イベント名 | 海とみらいと科学の日2018 |
日程 | 2018年6月24日(日)10:00〜16:00 |
場所 | 金沢海みらい図書館 |
協力 | 能登里海教育研究所 金沢大学環日本海域研究センター |