いよいよ道の駅すず塩田村(奥能登塩田村)でのキツ~イ塩づくり「海のお仕事」体験です!!
こども達が訪れたのは仁江海岸に面した道の駅すず塩田村。全国でも珠洲にだけ受け継がれている揚げ浜式製塩法の塩づくりを体験します。まずは塩分をたっぷり含んだ塩田の砂「カン砂」を柄振(いぶり)という道具で中央に集めます。
続いての体験は最も過酷な海水運び。海水はもちろん二つの桶と肩荷棒そのものがかなりの重さ。炎天下の重労働はあっと言う間に体力を奪います。本来は早朝5時から始まる作業なのです。
揚げ浜式の塩作りで最も難しいのが海水を塩田に撒く作業。この道23年の浜士(はまじ)・登谷良一さんが「打桶」(おちょけ)で均等に海水を撒く方法を教えます。登谷さんが打桶を降ると、海水が一瞬でパッと広がります。“潮汲み3年、潮撒き10年”と言うそうで、まさに熟練の業。さて、こども達は…。
こども達は難しい打桶での潮撒きに挑戦。海水を一カ所にパシャッとこぼしたり、隣の仲間に掛けてしまったり、打桶ごと落としたり、塩田は大騒ぎ!! 何度もチャレンジするうちに少しだけ上達しましたが、もちろん登谷さんの足元に及ぶべくもなく、終了。
イベント名 | 【海のお仕事図鑑@珠洲】 |
参加人数 | 珠洲市と能登町の小学生10人 |
日程 | 2018年8月20日(月) |
場所 | 珠洲市清水町・道の駅すず塩田村 |
主催 | 海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会 石川テレビ放送 |
協力 | 珠洲市 能登すずなり 小さい港のゲストハウス 道の駅すず塩田村 |