レポート
2016.07.15

浸食から海岸を守れ!一人一砂運動

石川軒羽咋市の千里浜海岸は、20年以上前から、浸食などによる砂浜の減少が深刻になっています。そこで石川県と羽咋市が「一人一砂運動」として、浸食された海岸の復活に努めています。「ジェットスキーin千里浜」に参加したライダーたちも、きれいな砂浜を守ろうと一役買いました。

浸食から海岸を守れ!一人一砂運動

  1. 浸食され砂浜は痩せ細った
  2. 一砂運動で理解を深めたい
  3. 浜茶屋店主 山田さん

日本で唯一車で走ることのできる千里浜海岸は、20年以上前から毎年およそ1メートルずつ砂浜が後退しています。1990年には60メートル程の幅があった海岸線は、2011年にはおよそ35メートルになってしまいました。そこで砂浜自体が財産と考えている羽咋市などが、海岸の近くにできた吹き溜まりの砂を海に戻す「一人一砂運動」を展開しています。ジェットスキーin千里浜に参加したライダーたちもこの運動に協力しました。

長年、千里浜で浜茶屋を営む山田俊一さんは、「千里浜は私の生活の糧。ドライブウェイは子々孫々残していきたい」と話していました。保全活動の甲斐あって、砂浜は着実に回復しています。千里浜は美しい砂浜であり、また大切な生活の場です。

「砂浜を残したい!」──千里浜海岸に集う人たちの願いです。

イベント詳細

イベント名一人一砂運動
日程7/9
場所羽咋市千里浜海岸
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