石川軒羽咋市の千里浜海岸は、20年以上前から、浸食などによる砂浜の減少が深刻になっています。そこで石川県と羽咋市が「一人一砂運動」として、浸食された海岸の復活に努めています。「ジェットスキーin千里浜」に参加したライダーたちも、きれいな砂浜を守ろうと一役買いました。
日本で唯一車で走ることのできる千里浜海岸は、20年以上前から毎年およそ1メートルずつ砂浜が後退しています。1990年には60メートル程の幅があった海岸線は、2011年にはおよそ35メートルになってしまいました。そこで砂浜自体が財産と考えている羽咋市などが、海岸の近くにできた吹き溜まりの砂を海に戻す「一人一砂運動」を展開しています。ジェットスキーin千里浜に参加したライダーたちもこの運動に協力しました。
長年、千里浜で浜茶屋を営む山田俊一さんは、「千里浜は私の生活の糧。ドライブウェイは子々孫々残していきたい」と話していました。保全活動の甲斐あって、砂浜は着実に回復しています。千里浜は美しい砂浜であり、また大切な生活の場です。
「砂浜を残したい!」──千里浜海岸に集う人たちの願いです。
イベント名 | 一人一砂運動 |
日程 | 7/9 |
場所 | 羽咋市千里浜海岸 |