レポート
2017.09.24

珠洲・奥能登国祭芸術祭リポートⅦ

9月3日の開幕から20日余り。久しぶりの「珠洲・奥能登国際芸術祭」リポートです。

珠洲・見附海岸には中国人アーティストの作品が

  1. リュウ・ジャンファさんの作品
  2. 「Drifting Landscape」
  3. 景徳鎮と珠洲焼の陶器が並ぶ

中国人アーティストのリュウ・ジャンファさんの作品は、見附海岸。浜辺に置かれているのは、中国「景徳鎮」の陶器と「珠洲焼」の陶器。海を挟んだ陶器の歴史が、古から現代へと連なる印象です。もともと見附島は、珠洲でも人気の観光スポットですが、芸術作品を見に来た人達が、朝から大勢いました。

笹波海岸「神話の続き」です

  1. 深澤孝史さん作「神話の続き」
  2. 白いプラスチックの漂着物で
  3. 鳥居の向こうは “神の海”

外浦海岸(能登半島・狼煙岬の西側)は、荒々しい磯の絶景が連続します。深澤孝史さんの作品「神話の続き」は、青い海を背景に、珠洲の海岸に流れ着いた白いプラスチックの漂着物で形作られています。

「神々が宿る海」が感じられます

  1. 海岸の岩にも注連縄が…
  2. ハングル文字のプラゴミ
  3. 海から見る鳥居も神秘的

海辺の岩にもプラスチック漂着物を使った注連縄が張られています。海ゴミだけではなく、古代より珠洲の海には、中国大陸から様々な物が漂着しました。それは海が運んだ文化でもあったのです。

イベント詳細

イベント名奥能登国際芸術祭
参加人数参加アーティスト 11の国と地域から39組
日程2017年9月3日(日)〜10月22日(日)までの50日間
場所石川県珠洲市全域
主催奥能登国際芸術祭実行委員会
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