七尾湾に面した穴水町を訪れた山梨県南アルプス市の小学生が、江戸時代から続く「ぼら待ちやぐら漁」を体験しました。
海っ子・山っ子交流事業で七尾湾に面した穴水町を訪れた南アルプス市の小学生が、穴水町で江戸時代から続く「ぼら待ちやぐら漁」を体験しました。子ども達は、地元有志が5年前に再建した櫓(やぐら)に船で渡り、実際に登ってみました。穴水町民が親しみを込めて「穴水湾」と呼ぶ七尾北湾には、明治~昭和初期の最盛期には40を超える櫓がありました。漁法はシンプルで、櫓の上でぼらの群れを見張り、網の上を通ったタイミングで網を引き揚げます。ぼら待ち櫓は世界的にみても穴水町だけにしかない貴重なシンボルです。ぼらは海底の藻を食べるため、海が汚れると泥臭くなって味が落ちるので、海の美しさのバロメーターでもあります。櫓の高さに驚いた子ども達は、漁師さんの苦労に思いを馳せていました。穴水町の小学生は、「穴水湾ではいろんな魚が捕れるので、また来てほしい」と話していました。
イベント名 | 穴水町 ぼら待ちやぐら漁体験 |
日程 | 7/25~7/28 |
場所 | 穴水町 |
主催 | 穴水町教育委員会 |