「能登の里海取材団」は午後、一本杉通り商店街で、天然の良港である七尾の歴史を学びます。
昆布海産物處しら井の店先には北前船の錨が置かれています。一本杉通り商店街は幕末から明治に掛けて栄えた北前船貿易の流れをくむのです。白井洋子さんは、北前船と町の歴史を伝えてくれる「語り部」でもあります。北海道で取れた昆布が北前船で運ばれ、おぼろ昆布など様々な商品に加工された伝統があり、“昆布ロード”と呼ばれる航路や歴史を教えてくれました。
もう一軒、一本杉通りで見学したのは高澤ろうそく店。石川県で唯一、伝統の和ろうそくを作り続ける高澤ろうそく店の高澤行江さんも「語り部」。ろうの原料は九州から北前船で運ばれ、七尾で和ろうそくを製造、それが全国各地に流通したのです。一本杉通りには他にも北前船ゆかりの商店が残っています。昔の面影が漂う七尾の町を訪れてみて下さい。
■「能登の里海取材団」は6月17日(土)18:15から、石川テレビ【いしかわの海】で放送!!
イベント名 | 「能登の里海取材団〜七尾の海と魚を学び“新商品”を開発しよう!!」 |
参加人数 | 親子35人 |
日程 | 2017年6月4日 |
場所 | 七尾市 一本杉通り商店街 |
主催 | 海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会 |
協力 | 昆布海産物處しら井、高澤ろうそく店 |