能登の里海取材団の最後の訪問は、スギヨ北陸工場です。
スギヨは、江戸時代の網元がルーツで、明治に入ると鮮魚問屋を兼業。明治40年から「ちくわ」を製造し始めたという「海につながる歴史」を歩んできました。そして1972年、インスタントラーメンやレトルトカレーと並ぶ戦後の食品三大発明に数えられる、世界初の「かにかま」を作り出したのです。
スギヨを代表する商品である「ちくわ」の原料は、能登のアブラツノザメやスケトウダラ。1日の生産量は30万本で、年末の繁忙期には50万本に達するそうです。かにかまの最高級品は2004年に開発された「香り箱」で、本物のカニ足と見分けが付かないほど。その技術力の高さは圧倒的で、スギヨは2006年の「第45回農林水産祭」で天皇杯を受賞しました。
■「能登の里海取材団」は6月17日(土)18:15から、石川テレビ【いしかわの海】で放送!!
イベント名 | 「能登の里海取材団〜七尾の海と魚を学び“新商品”を開発しよう!!」 |
参加人数 | 親子35人 |
日程 | 2017年6月4日(日) |
場所 | スギヨ北陸工場 |
主催 | 海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会 |
協力 | 株式会社スギヨ |