能登町の小木小学校では3年前から、海洋教育の構築を目的とする文部科学省特例校に指定されていて、海洋環境や生物、漁業・水産業など海のことを体系的に学ぶ画期的カリキュラム「里海科」の授業が実践されています。能登の海に親しみ、海のことを知って学び、ふるさと能登の海に誇りと愛着を持つ児童が育っているのです。10月6日(金)には小木小学校で「里海科公開授業」が行われ、県内外の教育関係者や海関連の仕事に従事する人達が大勢見学に訪れました。「公開授業」は、1年生から6年生まで全学年。今回は年間35時間のカリキュラムを組んでいる6年生と5年生の「里海科」を紹介します。
6年生の教室では、能登町鵜川で定置網漁を行っている日の出大敷の五代目網元・中田洋助さんが、実際の漁師の仕事や漁業のやり甲斐などを丁寧に語りました。6年生たちは2週間前の9月22日に、日の出大敷の仕事や定置網漁に使う漁具などを見学していて、教室には写真つきでリポートが掲示されていました。
イベント名 | 里海科研究発表会・能登の海洋教育シンポジウム |
日程 | 2017年10月6日(金) |
場所 | 能登町立 小木小学校 |
主催 | 能登町教育委員会 能登町立小木小学校 (一社)能登里海教育研究所 |