誰が望んだ光景でしょう。

レポート

2017.06.10

　雨の城下町・金沢。犀川に無数のゴミが流れていました。

犀川のゴミです

　6月10日(土)午後、仕事帰りに見かけた金沢の犀川です。確かに昼ごろ雨が降りましたが、ちょっと増水すると川面には無数のゴミが流れてきます。山からも、町からも…。山間いの谷にあったゴミ、川岸に溜まっていたゴミ、中洲で引っ掛かっていたゴミ。そのほとんどが、レジ袋やペットボトル、プラ容器。それが雨で流されて、どんどんどんどん増えながら、海に向かって行きます──。

　すべて、人が出したゴミです。

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なし

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レポート

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古来、石川県の人々は海と深く関わってきました。国連の世界農業遺産に認定された能登には、輪島の海女漁や珠洲の塩田など、海に寄り添う暮らしが根づきます。北前船で栄えた加賀や金沢には往時を偲ばせる町並みが残り、伝統の海産物が作られています。北陸新幹線開業を機に、新鮮な海の幸も有名になりました。「海と日本プロジェクトinいしかわ」は、様々な海の姿、人々の暮らしや想いを伝え、石川県の豊かな海を未来につなぐ活動を行っています。