レポート
2016.07.23

輪島あわびまつり

1年を通して海の幸が豊富な輪島市で、アワビやサザエを浜値で提供するイベント「輪島あわびまつり」が開かれ、新鮮なアワビやサザエなどを買い求める人たちで賑わいました。

輪島あわびまつり2016

  1. 揃いのTシャツで海女さんたちも販売
  2. 海女採れあわび
  3. サザエのつぼ焼きに舌鼓

7月17日に輪島市の海沿いにあるマリンタウンの特設会場で「輪島あわびまつり2016~能登わじま海物語【夏篇】~」が開かれました。このイベントは石川県漁業協同組合輪島支所が中心となって開催しました。会場では、輪島の海女さんたちが、舳倉島や七つ島周辺で採ってきた新鮮なアワビを浜値で販売して、「輪島海女採りブランド」としてPR。他にもノドグロやシマエビなどたくさんの海の幸が販売されました。また、会場には浜焼きコーナーも設けられ、大勢の人たちが、「輪島のアワビは最高!」などと話しながら、早速、新鮮な魚介類を味わっていました。400年以上も続く輪島の海女による伝統的素潜り漁、漁場は輪島市の沖合48キロに位置する舳倉島や七ツ島です。代々海女さんという家もあって、現在はおよそ200人が海に潜っています。2014年には石川県無形民俗文化財に指定され、あわせて「輪島の海女漁保存振興会」が「いしかわ里海の至宝」に認定されました。輪島では、海女漁によるアワビの漁獲量は年間およそ4.6トン。海女さんの1人は「私のおばあちゃんも潜っていました。たくさん採れると楽しい」と話していました。輪島の海とともに暮らす海女さんたちのおかげで、美味しい海の幸が食卓に並びます。

イベント詳細

イベント名輪島あわびまつり2016
日程7/17
場所石川県輪島市 マリンタウン特設会場
主催能登わじま海物語実行委員会
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