8月1日(水)午後は、能登町宇出津のコンセールのと2階で、いよいよ本格的な“里海科”の授業です。
“里海科”授業に先だって、視察に訪れた日本財団の海野光行常務理事は、プラスチックゴミによる海洋汚染や地球温暖化に伴う海洋環境悪化で海が危機的な状況に陥っており、小学生の頃から海に関心を持って海を守って欲しい、それが「海と日本プロジェクト」を推進する目的であることなどを伝えました。
続いて中口憲治能登町教育長が小木小学校で実践されている“里海科”について、日本は海に囲まれた海洋国家であり、特に能登では海が暮らしに密接につながっていること、能登で海を学ぶことの大切さを説明しました。
“里海科”の一番手は、小木小学校6年担任の加賀浩先生。“里海科”に携わって4年目、小木小随一の里海科熟練教師で、7月13日の海洋教育公開シンポジウムでもパネリストを務めました。加賀先生は石川県でも地域によって水揚げされる魚貝の種類が違うことを説明しました。例えばイカの町・能登町はスルメイカの水揚げNo.1。輪島は貝類が石川県No.1ですが、これは素潜りでサザエやアワビを採る海女漁が背景にあるなど、地域の特色が漁獲に表れていることが良く分かりました。
イベント名 | 能登の海と魚にふれてオリジナルのお寿司を考えよう!! |
参加人数 | 小学校5・6年生 30人 |
日程 | 2018年7月31日(火)〜8月1日(水) |
場所 | 能登町宇出津 コンセールのと |
主催 | 海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会 |