レポート
2019.08.05

【奥能登の海と恵みを学ぼう!】④

能登町伝統の食材を使った夕食を食べた後、夜の自然観察も行いました。

宿泊したラブロ恋路では夕食でも海の学びを

  1. 宿泊は体験交流施設ラブロ恋路
  2. 水産加工カネイシ・新谷伸一さん
  3. 魚醤「いしり」についての解説

2泊3日のイベント【奥能登の海と恵みを学ぼう!】の宿泊は、体験交流施設・ラブロ恋路。有名な奥能登の観光スポット恋路海岸の隣です。奥能登の食材を使った夕食を前に、魚醤「いしり」を作っているカネイシの新谷伸一さんが、その製造方法や料理での使い方などを解説しました。

テスト

  1. こども達が読んでいるのは漫画
  2. 魚醤いしりを解りやすく漫画に
  3. 「いしりラーメン」を開発・発売

こども達が読んでいるのは、魚醤「いしり」を説明する漫画。新谷さん自身もキャラクターとして登場しており、漫画は「魚醤いしりラーメン」という商品を説明する内容で、公式サイトもオープンして、この漫画を読むことが出来ます。実はカネイシハチバン監修の元、自社製いしりに小木港に隣接する能登海洋深層水施設・あくあす能登で作られた塩を加えた、奥能登の里海の香りが漂うラーメンを完成させ、今年春から販売しているのです。
ちなみにあくあす能登は、3日目の学びプログラムに入っています。

テスト

  1. これに新鮮な刺身が付きます
  2. 一日の学びでお腹もペコペコ
  3. 能登町の海の幸は美味しいね

いよいよ晩ご飯です。いしりを出汁に使った貝焼き、柚の香りが食欲をそそる塩辛、新鮮な刺身など、初日のプログラムで疲れたこども達は、能登の里山里海の恵みを存分に味わいました。

そして、今年は夕食後も自然観察プログラムを用意しました。

夜は九十九湾沿いでアカテガニを観察

  1. 大潮 前夜のアカテガニを観察
  2. 夜行性のアカテガニが歩き回る
  3. 岩の隙間や土手の巣穴から出現

九十九湾に面した土手や岩の隙間に生息するアカテガニの観察です。指導は午前中、磯の自然観察でも登場したのと海洋ふれあいセンターの東出幸真さん。同センターのイベントにも夜のアカテガニ観察がありますが、残念ながら7月下旬で終了。石川県だと加賀市塩屋町の鹿島の森、志賀町の能登金剛などでも観察できるアカテガニは夜行性。巣穴から這い出して餌を食べます。特に7月下旬〜8月の大潮の日(満月・新月)近辺になると、メスが浅い海辺でカニの赤ちゃんを放ちます。この夜も何匹かが放出するのを観察できました。奥能登の豊かな里山里海は、様々な命を育んでいますね。

海を学ぶイベント【奥能登の海と恵みを学ぼう!】は、8月24日(土)11:00〜11:30「いしかわの海」スペシャル版として石川テレビで放送。

■Facebook  ■Twitter

イベント詳細

イベント名【奥能登の海と恵みを学ぼう!〜海と日本プロジェクト】
参加人数小学校5・6年生21人
日程2019年7月30日(火)〜2019年8月1日(木)
場所能登町 ラブロ恋路 九十九湾沿い
主催海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会
協力能登ふれあい公社 のと海洋ふれあいセンター 能登里海教育研究所
\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

スポGOMI甲子園石川県大会優勝・小松大谷高校チームが小松市長表敬
レポート
2024.11.13

スポGOMI甲子園石川県大会優勝・小松大谷高校チームが小松市長表敬

能登半島地震・海の幸はどうなる?
レポート
2024.10.27

能登半島地震・海の幸はどうなる?

ページ内トップへ