レポート
2019.08.05

【奥能登の海と恵みを学ぼう!】⑤

【奥能登の海と恵みを学ぼう!】。2日目は、能登半島さいはての珠洲市に活動範囲を広げます。

珠洲でのキーワードは“漂着物”です

  1. 珠洲の海の魅力を語る泉谷市長
  2. 能登半島最先端・珠洲の魅力とは
  3. 日本財団・宇田川貴康さんも挨拶

【奥能登の海と恵みを学ぼう!】の2日目は、珠洲市に活動範囲を広げます。市役所敷地内にある産業センターを訪れたこども達は、泉谷満寿裕珠洲市長から珠洲の海の魅力や、人々の暮らしとのつながりを聞きました。続いてイベントの視察に訪れた日本財団の宇田川貴康さんが【海と日本プロジェクト】を推進する理由や意味について説明しました。

2日目の海の学びは、何と神社から!!

  1. 珠洲市正院町の羽黒神社を訪問
  2. 高山哲典宮司による“里海科”は
  3. 奥能登の海に漂着するモノの話

羽黒神社を訪れたのは、奥能登の海と歴史、人々の精神性に関わるキーワード【漂着物】を学ぶためです。昔から能登半島に暮らす奥能登の人達には、海岸に流れ着いた珍しい物を「神様」として神社に奉る風習がありました。高山哲典宮司が、そんな奥能登の歴史と古(いにしえ)の能登人の心を語ります。

神聖な物を運んでくれるのが「海」だったのです

  1. 大人向けの難しい資料を見るが
  2. 小学年が読み解くのは困難です
  3. 現代の海の漂着物を学びに行く

高山宮司が配付した資料は大人向け。難しい漢字が並んでいるため、小学校高学年の参加者は無論、大人でも読み解くのが難しい資料です。日本海に突き出た能登半島は大陸との交流も深かったため、奥能登の人達にとって海岸に漂着した珍しい物は、いわば「賜物」。それを漂着神・寄り神として奉ったのです。そんな歴史を持つ神社は、外浦(能登半島の西側)だけでも60社を数えるそうです。海は、恵みをもたらす存在であり、同時に畏怖の対象でもあったのです。

ところで現代を生きる私達は、能登の海岸に漂着するモノの正体を知っているのでしょうか。

海を学ぶイベント【奥能登の海と恵みを学ぼう!】は、8月24日(土)11:00〜11:30「いしかわの海」スペシャル版として石川テレビで放送。

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イベント詳細

イベント名【奥能登の海と恵みを学ぼう!〜海と日本プロジェクト】
参加人数小学校5・6年生21人
日程2019年7月30日(火)〜2019年8月1日(木)
場所珠洲市
主催海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会
協力珠洲市 羽黒神社 能登里海教育研究所
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