あの「金沢彩の庭ホテル」が大麦ストローを最初に採用!! | 海と日本PROJECT in いしかわ

北陸新幹線が開業した2015年3月にオープンしたのが金沢彩の庭ホテル。地元金沢に住む者にとっては「えっ、こんな場所にホテル？」と首を傾げたくなるような場所にあります。金沢駅から1.3kmも離れ、徒歩17分を要します。大きなトランクを持っていれば所要時間20分は必須。なのに旅行の口コミサイトとしては世界最大閲覧数を誇るトリップアドバイザーのトラベルチョイスアワード2019サービスのランキング(小規模ホテル)で、何と全国1位に!!　そのヒミツとは？

観光客で賑わう金沢駅から離れた静かな町に、金沢彩の庭ホテルはあります。コンパクトで落ち着いた佇まい。派手さは全くありません。なぜ評価が高いのか。利用客の口コミを見ると解ります。金沢らしい丁寧なおもてなし、ホテルスタッフの行き届いたサービス、地元の食材に拘った美味しい朝食や飲み物の数々。そんな金沢彩の庭ホテルが大麦ストローを最初に採用したのです。さすが! こういう取り組みが高評価につながる要因なのですね。

金沢彩の庭ホテルは、ロータスコンセプトの蒲田ちか代表に頼まれて大麦ストローを採用したのではありません。本郷一郎支配人は「ホテルとして地元の産業や環境保護に貢献できることは無いか、いつも考えています。そんな時に大麦ストローの新聞記事を読み、小松の農家の大麦を使っているとを知って是非使いたいとこちらからアプローチしました」と穏やかに語ります。とかくコスト重視の現代にあって、単価の安いプラスチック製ストローをやめて、単価の高い大麦ストローに切り替える──なかなか出来ることではありません。コスト上昇分はホテルの努力で吸収するそうです。素晴らしい!!

■大麦ストロー特集は、9月20日(金)に石川テレビ「石川さん Live News it !」で放送

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