堂ヶ崎海岸の絶景を望む「つばき茶屋」も大麦ストロー採用 | 海と日本PROJECT in いしかわ

木ノ浦に向かう急峻な峠道を上りきった所に絶景の堂ヶ崎海岸を一望できる椿展望台があります。その向かいにあるのが奥能登の海の恵みを惜しげも無く使った料理が大人気の名店つばき茶屋があります。メニューが書かれているのは、なんと石です!!(笑)
そして名物料理が能登町小木のスルメイカを使った「イカ様定食」。このボリュームと品数なのに値段は税込1,100円というから驚きます。東京なら2,000円〜3,000円はするでしょうね。恵まれた奥能登の食材を使っているからこそリーズナブルな値段で提供できるのです。

つばき茶屋も海洋プラスチック問題が大きくクローズアップされた2018年から、番匠さとみさんはプラスチック素材に変わるストローを探していました。紙ストローも使いましたが、ジュースやコーヒーを飲むうちに先端部分がフニャフニャになって紙の繊維が口に入ってくる…。そんな悩みを解決するために使い始めたのが大麦ストローなのです。
番匠さんは来店したお客さんに大麦ストローのことをしっかり説明します。コンビニやスーパーにはないちゃんとした会話があるのが飲食店の良いところ。大麦ストローは凄く評判が良いそうです。こうして海洋ごみ問題に気付いてくれる人が徐々に増えていくのですね。

つばき茶屋には様々な定食があります。１日２食限定のフクラギ(ハマチ)の豪快なカブト煮が食べられるのは「でまかせ定食」。カブト煮が無くなったら魚フライになります。色んな定食がありますが、これにプラス100円で小さいグラスのジュースやコーヒーが付けられます。これを始めたのも9月から。
自然素材の大麦ストローは実は長さがバラバラ…。短いストローは普通のグラスでは使いにくいために小さいグラスでの飲み物提供を思い付いたそうです。無駄なく活用する方法も考えていました。凄い!!

■大麦ストロー特集は、9月20日(金)に石川テレビ「石川さん Live News it !」で放送

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