ゴミ拾いはスポーツだー!! スポGOMI甲子園全国大会が開催されました!!
(写真は石川県の遊学生徒会チーム。左から 吉江彩さん・石黒萌々子さん・中田亮央さん)
3人一組で楽しみながら街のゴミを拾い、その種類と重量を競う「地球で最も環境に優しいスポーツ」、それがスポGOMI。この夏、全国で高校生3人がチームを組んでのスポGOMI甲子園地区大会が開催されました。
石川県大会は7月21日(日)にいしかわ四高記念公園で13チーム37人が参加して行われ、遊学館高校の遊学生徒会チームが優勝。この日の全国大会に参戦しました。
3人が墨田区を訪れるのは初めて。土地勘もない上に住宅街となれば“苦戦”は必至。それでも金沢の地区大会で点数を稼いだ駐車場の隅や、小さな公園で次々にポイ捨てゴミを拾い集めていました。特にコインパーキングは、自分の土地ではないから平気でゴミを捨てるドライバーが多いのでしょうね。海洋ごみの取材を続けていると、ドライバーのマナーの悪さがあまりにも酷いと感じます。
高校生達は60分のゴミ拾いを終えて、リバーサイドホールに戻ってきました。計量の結果、遊学生徒会チームは残念ながら入賞できませんでした。参加者全員で拾い集めたゴミの総量は124.84kg。凄い量ですね。但しこれは逆に日本人のマナーがそれほど酷い証。
スポGOMI甲子園全国大会は、三重県立津工業高校のチーム「しゃぼん玉」が2位に大差をつけて優勝!!
計量の時にちょうど遊学生徒会の前に居たので彼らの拾ってきたゴミを見ましたが、ペットボトルだけで2袋を回収するなど都会の美化に大きく貢献していました。
遊学館の石黒萌々子さんは「入賞は出来ませんでしたが、沢山のゴミを拾えたので良かったと思います」と笑顔で話し、吉江彩さんは「ゴミを拾うことは大切なので、これからも続けようと思う」と決意。
中田亮央さんは「賞は取れなかったけど、楽しくごみ拾いが出来て良かったです」と充実の笑顔。3人が行ったのは碁盤の目のように区画整理された住宅地。金沢と違って道が真っ直ぐなので、逆にゴミが見つけにくかったそうです。なるほど…。
スポGOMI甲子園全国大会は、10月5日(土)11:45から石川テレビで放送!!
イベント名 | スポGOMI甲子園全国大会 |
参加人数 | 25都道県の高校生75人 |
日程 | 2019年9月23日(月) |
場所 | 東京都墨田区 リバーサイドホール |
主催 | 海と日本プロジェクト スポGOMI甲子園実行委員会 日本財団 |