加賀橋立は北前船の豪商を輩出した“海の町”
赤瓦の街並みが美しい加賀橋立
秋〜冬の加賀橋立港は活気づく
漁港の目の前にあるマルヤ水産
9月1日(火)、今年も底引き網漁が解禁。かつて海を舞台に幾多の北前船の豪商を排出した加賀橋立は、今や加賀随一の漁業基地。秋から冬にかけての底引き網漁に活気づく季節を迎えました。そんな橋立港の目の前にあるのが、マルヤ水産。底引き漁船・宝勝丸の船主でもあります。
1階には新鮮な魚介が並びます
底引き解禁で様々な魚介が並ぶ
底引き解禁直後は のど黒も安価
手際よく新鮮な魚をさばきます
マルヤ水産1階店舗には、宝勝丸が橋立沖の海から獲ってきた数々の鮮魚が並びます。甘エビ、カレイ、ハタハタ、メギス、アンコウ、バイ貝…。そして、今や石川の魚の代名詞とも言えるのど黒は、これから旬を迎える高級魚。
マルヤ水産の干物は絶品です!!
アッという間にのど黒の開きが
新鮮さが大切と語る湯谷誠社長
石川県産の真ホッケの干物です
取材した日は従業員が鮮やかな包丁捌きでのど黒を開きに。白身のトロと言われる刺身は無論、塩焼き・煮付けは更に美味。そして実は、旨味が凝縮された干物もメチャクチャ美味しいんです。アジやサバは定番ですが、マルヤ水産では30種類もの干物を製造。以前、アンコウの干物があったのには驚きました!! 保存食のイメージが強い干物ですが、社長の湯谷誠さんは「干物も鮮度や素材が重要」とキッパリ。卓越したプロの目利きが美味しい干物のヒミツなんです。
実はマルヤ水産では、1階で選んだ魚介を2階「割鮮しんとく」で好みの料理にして食べられます。
選んだ魚や干物を2階「割鮮しんとく」で食す!!
のど黒の刺身・煮付とホッケ干物
金沢港いきいき魚市で干物販売
底引き解禁で30種類もの干物が
的場絢香リポーターが頼んだのは、のど黒の刺身と煮付けに、石川県沖で取れた真ホッケの干物。のど黒料理はもちろんですが、サラリとした脂が乗った真ホッケの干物も美味でした。
ここまで紹介すると、実際に行って食べてみたいと思いますよね。でも加賀橋立はちょっと遠いかなぁ、と思っている方に朗報!
金沢港いきいき魚市にもマルヤ水産の店舗があるので、色んな種類の干物が買えますよ。何を隠そう金沢在住の筆者は、月に1〜2回は干物を買いに行きます。
だって、旨いから。
マルヤ水産の話題は、9/19(土)11:40から石川テレビで放送します。
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