「さばける塾」のテーマは能登町小木名産の船凍イカ
今回の会場は金沢勤労者プラザ
親子6組・13人が参加しました
里海研・浦田慎主幹研究員が解説
金沢勤労者プラザで開催したさばける塾には、親子6組13人が参加しました。今回の食材は釣ったイカを船上で急速冷凍する能登町小木名産の船凍イカ。今年のさばける塾では、料理の前にスルメイカについての“授業”を行いました。講師は小木漁協3階に事務所を構え海洋教育を展開している能登里海教育研究所の浦田慎主幹研究員です。
能登町小木のスルメイカ漁の苦境をレクチャー
イカ釣り漁の仕組みを学びます
初めて見るスルメイカの泳ぎ方
みなさん、画面に釘付けです!!
日本海沖のスルメイカ漁は、外国船の違法操業や、地球温暖化に伴う海水温上昇による海洋環境の変化で漁獲高は激減、苦境に立たされています。浦田研究員は厳しいスルメイカ漁の状況を、様々なデータを示しながら解説しました。
スルメイカを解剖してみた!!
イカの胴をハサミで切ってみた
スルメイカの体のヒミツを観察
浦田研究員が雄雌の違いを解説
続いて、解凍したスルメイカをハサミで切って体の構造を学びます。2015年から能登里海教育研究所が行っている実験が、イカの解剖です。イカには心臓が3つある、イカの血は青い、イカは貝の仲間など、知られざるイカの秘密に、親も子も興味津々です!!
スルメイカの体のヒミツを学びました
イカをさばくのにハサミが活躍
イカわた(内蔵)も簡単に取れる
胴体・ミミ・ゲソは料理にします
解剖したスルメイカは、わた(内臓)を取り外し、胴体と三角のミミ(エンペラ)、ゲソに切り分けました。実験による学びが終わったら、いよいよ美味しいイカ料理です!! フードロスはありませんよ〜。
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