旅のロマンをかき立てる灯台を観光資源として活用し、地域の歴史民俗、文化などを深く堪能する新たな旅を創出する「海と灯台プロジェクト」。2020年度のテスト地区として青森・宮城とともに選出されたのが珠洲市・禄剛埼灯台でした。3月30日、海と灯台PJ・アシスタントプロデューサー柴田英知さんが、出来上がった新しい観光パンフレットを携えて、泉谷満寿裕珠洲市長を表敬訪問しました。
泉谷市長は、昨年行う予定だった東京五輪の聖火リレーのゴールが禄剛埼灯台だったため、国土交通省に白く塗り直してもらった経緯を明かした上で、「それがコロナ禍で1年延期、今年6月1日(火)になった。海と灯台、そこに聖火リレーも加わって…」と感慨深げでした。また、パンフレットに泉谷市長肝いりの奥能登国際芸術祭の2017年作品が記載されていることにも目を細めていました。
新しいパンフレットには、禄剛埼灯台の詳細情報と魅力、見どころが表面に。裏面には珠洲の地図と観光スポットが掲載されています。能登の歴史民俗、素朴で豊かな暮らしと食文化、日本海側一帯の守護神である須須神社、珠洲焼、ヨバレの風習、海藻料理…。
そして、近年の珠洲で最も注目を集めたのが2017年に開催された奥能登国際芸術祭。今も残る2017年の作品が見られる場所も記載。2020年に開催予定だった第2回の芸術祭はコロナ禍で延期となりましたが、今年「奥能登国際芸術祭2020+」(ニーゼロニーゼロプラス)として9月24日(金)〜10月24日(日)の51日間にわたって開催されます。
そんな「さいはての珠洲 深掘りの旅」を、1月23日(土)〜24日(日)に奥能登国際芸術祭事務局の長江健太さんと的場絢香リポーターが体験しました。そのYouTube映像をご覧になって、ぜひ珠洲を訪れて下さい。新しい観光パンフレットを手に、深い歴史に浸ってみてはいかがでしょう?
イベント名 | 「さいはての珠洲 深掘りの旅」観光パンフレット納品 |
日程 | 2021年3月30日(火) |
場所 | 珠洲市役所 |
主催 | 海と日本プロジェクトin石川県実行委員会、海と灯台プロジェクト実行委員会 |